
カラーバス効果という言葉を聞いたことがあるでしょうか?カラーはcolor、バスはbusではなくバスルームのbathです。色を浴びるというような意味なのかな?
私がこの言葉を知ったのは、加藤昌治さんの著作「考具 ―考えるための道具、持っていますか?」という本。
2年ほど前に読んで、一番残っているのが、この言葉。その他にもたくさん面白いことが書かれていたので、再読しようと思っています。
アンテナを立てるとはどういうことか?
よく聞く言葉ですよね、「アンテナを立てる」。皆さんはどういう解釈をされていますか?簡単に言えば、興味を持つとか、好奇心を持つとかという解釈ができます。しかし、なかなか実感ができない。そんなことはないでしょうか?
私はこの「カラーバス効果」というのを知って、「アンテナを立てるというのは、こんな効果があるのか!?」をものすごく簡単に、そして、わかりやすい形で実感することができました。
具体的に意識をする
「考具」には、朝玄関を出るときに「今日の色」を決めてでかけるとよいという主旨のことが書かれていました。例えば、「今日は一日、赤い色に意識を向けてみよう!」と思って出かけるわけです。そうするだけで、目に赤い色が飛び込んでくるというのです。
読んだ時には、少し懐疑的に思ったのですが、犬の散歩の時に思い出し試してみたのです。その時は「黄色」にしたのです。すると不思議や不思議(なんか古い言い回し)、「あ、あそこにも黄色い看板がある。」「あれ?あの店、前から黄色かったっけ?」という感じでたくさん黄色いものが見つかりました。
今、あなたはこの文章をどこで読まれていますか?部屋ですか?電車の中でしょうか?一度、この文章を見つめたまま、何か色を思い浮かべた後に視線を変え、周りを見回してみてください。
どうでしょうか?思わぬところに、その色を発見することができたのではないでしょうか?私は黄色と思って横にある本棚を眺めたら、意外と黄色い背表紙を持った本が多いことに気がつきました。意識をするだけで飛び込んでくる情報が違ってくる、それがカラーバス効果です。
考える前に意識をしているか確認する
何もこれは目に飛び込んでくる情報に限ったことではないでしょう。例えば、オリンピックのフィギュア、ミキティーのショートプログラムの順位が気になって気になってそうがないのに、知ることができない状況だとします。その時に、すれ違った人が「安藤・・・」と言っていたら、思わず振り返ってしまうかもしれません。これは、まさにアンテナが立った状態のところに、聴覚から情報が入ってきたのを捕まえた状況ですね。
この時、横にいた同僚はミキティの順位にさほど興味がなかったら、突然振り返ったあなたを不審がるかもしれませんね。つまり、これば、意識の差です。
仕事なども同じです。同じ情報が目の前にあるにもかかわらず、反応する人と反応しない人。反応するのが上司で、反応しないのが部下だとしたら、その上司は、部下に「アンテナ立ててるか?」と問うかもしれませんね。
思考の前に、まず意識すること。仕事でも人間関係でも映画見るのも本を読むのも、そして犬の散歩でも(笑)・・・意識することが大切だなぁと思っています。
おまけ
このことをブログに書こうと思う前に、ツイッターでたまたま「考具」をメディアマーカーに登録されたのをタイムライン上に見つけ、ぐぐってみたら、加藤昌治さんの素敵なサイトが見つかりました。その名も「考具Web!」。たくさん加藤さんの言葉があったり、質問に答えていたり、なかなか楽しいサイトです。
ご本人、「最近更新していない」なんて言われてましたが。
このブログ「Ideas 4 Life」は、@mehoriさん主催の「ライフハックブログ賞」にノミネートしていただいています。投票は本日2010-02-24の23:59まで。締切の日にこのブログを読んでくれたのも何かの縁。このポストを読んで、「ほぉ!」と思った方はぜひ、@mehoriさんのブログLifehacking.jpにて、「Ideas 4 Life」に清き一票を!(笑)
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